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理念・理事長挨拶

理念

「私たちは、職員の幸福度向上を目指し、健康経営を実践します。」
「私たちは、常に成長する努力を惜しまず、医療・介護・福祉の一体的提供により、地域社会の町創りに貢献します。」

理事長挨拶

令和7年度を迎えて

 新年度を迎えるにあたりご挨拶を申し上げます。
 令和7年度である2025年は、いわゆる団塊の世代が75歳になる年であります。約10年程前から2025年問題として話題になっていましたが、いよいよその年になりました。久留米市においては人口が30万人を割り、人口減と少子高齢化は着実に進んでおりますが、一般市民の方々にとっては、さほど大きな変化としての実感はないことでしょう。その理由は、久留米市が医療と介護資源が豊富な地域だからです。しかしながら、実情は高齢者の増加に伴い救急車の出動件数は増加し、医療現場では要介護度の高い高齢者が多く、施設においても在宅復帰ができない高齢者が増えています。
 このような状況の中で、「高齢者においては入院期間が長いほど、身体能力(ADL)が落ち、低栄養状態に陥る」という我々にとってはショッキングな報告が出ました。これを受けて令和6年度の診療報酬改定では、高齢者の治療病棟である「地域包括医療病棟」という新しい入院管理料(診療報酬上の病棟)が登場しました。この病棟のコンセプトは、高齢者の身体能力(ADL)と栄養を維持しつつ、なるべく短期間で治療を完結して、在宅(施設)復帰をさせるというものです。おそらく、高齢者にとっては最良の入院環境だと思います。従いまして、私共もこの「地域包括医療病棟」を目指して4月より準備を進めて参ります。
 年齢の影響でどうしても治せない病気はありますが、「いくら高齢でも、治せる病気は治して差し上げる」という考えで、病院・クリニック・施設の運営、更には訪問診療等を含めた在宅医療に邁進していく所存であります。
 新年度も皆様方のご期待とニーズにお応えできますよう職員一同一丸となって取り組んで参ります。

医療法人社団久英会・社会福祉法人久英会 理事長 中尾一久

久英会 健康経営の理念

人生満足度を向上させ、社会貢献をする。
=社員としての満足度だけではなく、個人としての人生全般にわたる満足(健康体を通して、物質的な満足だけではなく、心の満足)を追求し、社会の一員としての役割を果たす。
Key word:人生満足度 Life satisfaction

健康経営に必要な3要素 1S2H

  • Smile    笑顔
  • Happiness(well-being, mindfulness) 幸福(心の健康)
  • Health    体の健康

4つの幸福の因子 (心構え)

  • やってみよう         Let’s try it
  • ありがとう            Thank you
  • なんとかなる         It will turn out all right
  • ありのままに         Be yourself

 引用文献) 幸福学×経営学 前野隆司(まえのたかし)教授
慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 本人加筆
医療法人社団 久英会
〒830-0054
福岡県久留米市藤光町965-2
TEL.0942-51-3838
FAX.0942-51-3535
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